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NORAKOの隠れ家

子育てが終わり、夫婦二人暮らしとなったアラフィフ・パート主婦の日常です。

 ようやく”春”がきた。

ようやく”春”がきた・・・・



というのは、桜がちらほら咲き始めたことを言っているのではなく
我が家の話。


あ、といっても息子の就職が決まったってことではなく(まぎらわしい)


父の話です。


2月にインフルエンザと肺炎の併発で2週間の入院を経て
また今まで通りの生活に戻っていましたが

実は、ずーーーーっと、あまり状態が良くなくて
ちょっと



いや、本当はかなり大変だったんです(泣)





退院後、体調がずっとスッキリしないままで
それに引きずられる形で
父のメンタルも急降下し、

むしろ体調よりも「老人ウツ」を疑うレベルで最悪な状態が
この1か月くらい、ずーっと続いており
わたしも、それが気がかりというか憂鬱材料となっていて

父には申し訳ないけれど、ずっしりと重い荷物を背負わされているかのような状態でした。

以前よりも頻繁に様子を見に行ったり、
ちょくちょくLINEを送ったり・・・と
気にかけてあげなければ、と思う一方で
陰気な父親の相手をするのは、とてもエネルギーを要することで
バランスを取るのが難しかったです。

好転のきざしが見えたのは1週間前。


訪ねたとき、やっぱりドヨ~ンとした空気が漂っていて

「お金があったって使うところがない(どこにも行けないから、という意味)」

「何の楽しみもない」

「もう旅行もいけない」

など、とにかく口をひらけば悲観的な言葉しか出てこない父。


退院後に「今後の健康管理のため」という目的で購入した
血中酸素濃度計も、裏目に出ました。

1日に何度も数値を測り、
その数値に一喜一憂を繰り返してしまうようになったからです。

すべては心肺機能の低下からきているものなので

無責任に「そのうち治る」と言えるものでも
「だいぶよくなってきた」と言えるものでもなく

いつも父の前では「女優」になって、
元気づける娘に徹して来たけれど、さてこれはどうしたものか・・・と
完全に頭を抱えてしまっていました。

で、内心父のことを「老人ウツ」だと疑っていた私は
そういう治療を受けることが回復の近道だと思っていたのですが
落ち込んでいる人間に、しかも自尊心の高い父に対して
「ウツでは?」だなんてそうそう言えるものでもありません。

なんとか父を心療内科を受診させたいと思っていた私に
ようやく父が、そのきっかけを作る言葉を発しました。

「息苦しさだけじゃなく、最近食欲もないし、毎日ずっと頭痛が消えなくて頭が重い」

と、身体的な症状を訴えたのです。
頭がずっとスッキリしないから、何をする気も起こらないんだ、と。

これはチャンスでした。


「お父さん、それはもしかしたら自律神経の乱れが原因かもしれないよ。
〇〇先生のところへ行ってみたらどう?」


と、心療内科への受診を勧めることができたからです。

その〇〇先生・・・というのは、
数年前にも受診したことのある心療内科で
そのときも、今と同じようにメンタル最悪、そして頭が重い・目の奥が痛い・食欲がない、など
「自分でも説明が難しいようないくつもの不定愁訴」を
わたしに訴えてきたことがあり、
(そのときも、一時的な老人ウツ状態を疑った)

「うつ」をいう言葉はあえて使わず

「自律神経の乱れ」という言葉を使って受診をうながしたところ、
それらの不定愁訴がすっきり解消された!という過去がありました。

なので、今回も同じように言ってみたところ
父も過去にそうやって受診したことを思い出し

「ああそうだな。そうかもしれないな。早速行ってみるよ」と、なったわけです。


家族や周囲からみて「うつっぽい」と見えるけれど
本人に「心の病気では?」というアプローチで心療内科の受診を勧めるのが
なかなか難しい場合、「自律神経の乱れでは?」っていうのは
すごくいい勧め方だと思うので、これはお勧めですよ。ほんと。

あとは専門医が判断してくださることなので
まずとにかく受診させることが大事。


これが1週間前のことで・・・・

その結果、果たして父がどんなふうに自分の症状を訴えて
先生がどんな薬を処方してくれたのか?は
わたしは詳しいところまで聞いていないので
全く知りません。本当に自律神経の乱れだったかもしれないし。
正直、診断名はなんでもいいのです(笑)
おそらく父の訴えから専門医として判断して
薬を処方してくださっているでしょうから。

とにかく


受診から4日くらい経ったあと


頭痛や食欲不振などの不定愁訴がすべてなくなった!との
うれしい知らせを受けましたから。


そして、さらに今日。


1か月ぶりの呼吸器と循環器の定期検診(毎回2科をはしごします)

いつも循環器→呼吸器・・・の順番で受診しているのですが
呼吸器よりも付き合いの長い循環器の先生が
呼吸器用に撮られたレントゲンを先に見て

「レントゲンで見ても、かなり肺の炎症がなくなりましたね~。
たぶん、呼吸器の〇〇先生からも同じこと言われると思いますけど
前回よりきれいになってますよ」

と開口一番、父を喜ばせる言葉を言ってくれたので、
あの1週間前までの陰気くさかった父はどこへやら?
もうすっかり有頂天に。

続けて受診した呼吸器の先生は、最初に父の顔を見た瞬間、

「ああ、元気そうですね。いいですね。」と笑顔。

そう言われた父も「そうですか!」とまた笑顔。

「病は気から・・・といいますけど、
僕の他の患者さんでも、病気をもっていても、
元気で生活されている方はたくさんいますからね、
今、状態は安定していることですから、あまり気にせずやってくださいね。」

と後押ししてくれる言葉も。

(改めて思うけれど、父の先生は2人ともすごく先生だと思う)


もしかしたら、この1か月の父の体調不良っていうのは
肺機能の問題よりも、ウツか病後の自律神経の問題か・・・
そちらが大きかったのかもしれません。


とにかく、春がきました。


これで本当の意味でようやくわたしも一安心です。


たぶん、これから先もこんなことばっかりなんだろうなぁ~
父の心身の浮き沈みに、
うまくうまく付き合っていくしかないんだろうなぁ~と思いますが

わたしもそのときそのとき、臨機応変に
なんとか乗り越えていきたいと思います。

父の年齢的にも、正直1年先のことまでは、考えられません。


とにかく目の前のことをひとつずつクリアしていって
少しでも長く、父が自分らしく暮らせる日が続けばいいな、と

それだけです。