Welcome to my blog

NORAKOの隠れ家

子育てが終わり、夫婦二人暮らしとなったアラフィフ・パート主婦の日常です。

 そして息子の帰省。

就活が始まったらしい・・・と、書きましたが

その息子がひょっこり昨日帰省してきました。

3月に入ってから、企業説明会に足を運び、
ひと段落したので、帰ってきた・・・とのことでした。


わたし、前記事にも書いたとおり、
就活については、プレッシャーかけたくないので
あまり聞かないほうが・・・と思っていたけれど

わたしの心配をよそに、
息子のほうからしゃべるしゃべるw
なので帰宅してから2時間ちかく、ずっと息子の就活話を聞いていました。


息子から話を聞いててびっくりしたのは・・・
文系との差。
たとえば某一部上場大手企業の場合ですが、技術者枠は競争率約20倍なのに対し、
事務職枠(文系)は約150倍になんだそうです・・・。
こういうところも「理系のほうが就活は楽」って言われる所以なのでしょうか・・。



大学って、一部の学生にとっては
ただなんとなく、学歴を付けるためだけに通う
モラトリアム的な場所になっていたりする傾向にあると思います。

そんな中で、自分はこういう勉強がしたいんだ、というものに出会えて
さらに将来はこういう仕事がしたいんだ、という目標が持てるのって
すごく幸せなことだと思います。

息子は物心ついたときから、ものづくりが大好きで
本当に異常な執着心で、作りたくなったものは何でも自分で作る子でした。

わたしはいけないとはわかりつつ、
自分が面倒から逃れたいがために、子供の好奇心をつぶそうとするダメな母親だったので
息子の小学生時代、
家の中で廃材(トイレットペーパーやラップの芯、缶、棒、空き箱などあらゆるもの)
が出るといつも反射的に

「ああ、これはすぐに見つからないように、学校から帰ってくる前に捨てよう!
またあの子が ”これ、何かに使える!これで何か作れる!” ってひらめきだして
言い出すに決まってるからめんどくさいわ」


と、そそくさと隠したり捨てたりしていました。

本当に、そのくらい息子は「ものづくりの鬼」だったんです(汗)
(え?かわいそうに!って思われるかもですが、
これが日常だと、さすがにうんざりするんですよ。
捨てられない彼の作品が延々と増え続けることになるから・・・)


中学生時代、息子はずっと5教科オール5だったのですが
そんな息子に「一番好きな科目は?」と聞くと
5教科そっちのけで

「技術」って返ってきていましたからね(笑)

そんないろんな思い出を経て
あの頃の「大好き」が、今へつながっているということは
典型的、技術者向き男子だったのでしょうね。


わたしは自分自身が英語のやり直し学習をしているので
Twitterではよく、英語に力を入れている学生さんのツイートを見ているのですが
彼らがものすごく一生懸命、英語学習に打ち込んでいるのを見守りながら

「あ~あ。この子たちはこんなに英語を頑張ってるのに
どうしてうちの息子はこのくらい英語をやってくれないんだろう?」

と、我が子と比べて、ブルーな気分になることもありました。
何ていうか、「学生なんだからもっと英語頑張ればいいのに・・・」と
息子に対してじれったい思いがあったのです。

でも、
今日話を聞いていたら、

息子が、自分が専門分野で勉強してきたことには自信を持っている・・・
というようなことを口にしたので

そのとき、ハっとしたのです。

「ああ、この子はこの子で
わたしが知らないだけで、ちゃんと打ち込むものが別にあっただけなんだ」
と。

自分が我が子のことを過小評価していたことに、
ちょっと申し訳ない気持ちになってしまいました。


それから

地元で就職先を探す気は全くない、ということも昨日ハッキリ聞きました。

わたしが住んでいるのは地方なので、
もともと、こんな田舎には息子が勉強してきたことを生かせる会社なんて
ないだろうと思っていました。(あるだろうけどベンチャーなどの小規模になるはず)

もしかしたら、勤務地が地元近くの大都市になる可能性もあり
その場合は実家から通うこともできるはずなのですが

「だとしても、家には戻らないよ」と息子。

どうやら、この先息子と同居することは一生なさそうです。

これを「淋しい」と感じる親御さんもいるのでしょうが
わたしはむしろ「うれしい」と思っています。

それは世話しなくていいからラクだ~という意味じゃなくてネ(笑)

やっぱり、自分の子がそのくらい自立した考えを持っていることが
単純に「ちゃんと大人になってるんだな」とうれしいのです。

わたしは息子をどちらかというと過保護に育ててしまったと思うので
(甘やかしはしていませんが、心配性から、先回りをして世話を焼きすぎる母親だった)

息子のほうに、「実家のほうがラク」という考えがあっても
おかしくないと思っていたのですが、
ひとり暮らしをして丸3年、たぶん、すっかり今の生活にも慣れ
それなりに気楽さも感じているのでしょう・・・・


なんだか、知らないうちにすごく精神的に大人になってたんだなぁ・・・と
驚かされることの多い昨日の息子との会話でした。


とはいえ、


まだ就活はこれから・・・だし
厳しい側面もいろいろ聞かされたので
楽観的なことは一つもなく

やはり最後は「無事に本人の希望のところに決まりますように」


と祈る母なのです。