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NORAKOの隠れ家

子育てが終わり、夫婦二人暮らしとなったアラフィフ・パート主婦の日常です。

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 今年最初の入院(2)

 クリニックに到着しましたが

父は歩くのが精いっぱいという状態に見えたので
わたしが受付をすませて、父に代わって問診票も記入。

風邪の流行る時期なので仕方がないのでしょうが
患者さんの数が多く、なかなか順番が回ってきません。

ところが30分ほどすると、待合室まで看護師さんがやってきて

「ちょっと酸素を測らせてくださいね」

と言ってきた。

人差し指の先にクリップみたいなものを挟むアレです。
誰でも1度は経験あるかも・・・?

わざわざ待合室までやってきたのは
おそらく、私の書いた問診票に

肺気腫の持病がある旨を書いていたからだと思いました。

「まだかなり(順番回ってくるの)かかりそうですか?」

とわたしが看護師さんに尋ねると

「そうですね。申し訳ありません」

とすまなそうに言われた看護師さんでしたが

その場でわたしの目に入ってきた、父の血中酸素濃度の数値は「84」。
(※健康体の人の場合でこの数値は95~99くらいだそうです)

(84・・・?!90未満は入院レベルだったはず!)

と頭の中で前回の肺炎で入院した時のことを思い出そうとしていたら
その「84」という数値とともに
いったん、診察室まで戻ったはずの看護師さんがすぐに戻ってきて

「〇〇さん、ちょっと奥のベッドで横になって待ちましょうか?
座ってるのは呼吸が苦しくないですか?」

と声をかけてくれた。

ところが父、

「いや、別に息は苦しくない。ここでいい。」

と、どうでもいいところで意地を張る。

ここまで歩いてくるのだって、息を切らしていた人が!

せっかく看護師さんが優しく声掛けして
配慮してくれているというのに、こういう失礼な言い方をするのが
わたしはたまらなくイヤだったので、

やんわりと・・・・あくまでやんわりと

「熱もあるんだから、横にならせてもらったほうがいいよ。」

と、頑な態度をとる父を促して奥の処置室へ移動。

診察室のとなりの処置室へ入ると、看護師さんが

「順番繰り上げて診ていただくので、もう少しだけ待ってくださいね」

と小さな声で言ってくださった。
どうやら、それを言いたくて待合室からこちらへ連れてきてくれたみたい。

混雑している待合室で「順番繰り上げます」とは
他の患者さんの手前、言いにくかったのでしょう。

同時に、血中酸素濃度「84」は
そのくらいすぐに酸素吸入しないといけない状態だったということ・・・。


5分ほど待つと、
すぐに先生のほうから処置室へ来てくださいました。

先生は熱が高いことよりも、やはり酸素濃度がかなり低いことを指摘。



先生「〇〇さん、呼吸つらいかったでしょう?」

父「いや、呼吸はつらくありません。からだがだるいだけです。」←嘘だ。

先生「ほんとに?息切れしない?」

父「息切れはしていないです。」←嘘だ。

先生「咳はかなり出るよね?」

父「めったに出ないです」←嘘だ。

と、先生の気遣いと父の返答がまったくかみ合っていない。

1年くらい前から、
父が病院へいくときには必ずわたしが同行するようにしてきましたが

当初、そうしようと決めた理由は

「父が先生からの話を自分の都合のいいように編集してしまうから」

ということでした。
もしかしたら、すごく大事なことを言っているかもしれないのに
父がそれを勝手に省略したり、ニュアンスを変えたり、忘れたりしてしまうので

そういうことのないよう、お医者さんの話を正しく聞くために
わたしが同席するようになりましたが・・・

今回改めて感じたのは、「先生の話を正しく聞く」だけでなく

父の状態をわたしが正しく報告する、という必要もあるんだということ。


「先生、そんなことありません。呼吸はつらそうでした。
今日ここへ来るのも、息が切れて休憩しながらしか動けませんでした。」


と、思わず横から口をはさんで先生に伝えると

「そうでしょうねぇ。これだけ酸素の数値が低いのだから・・・」

と先生も苦笑い。

インフルエンザの検査もしましたが、その結果を待たずしてまずは酸素吸入。
そして先生からは、迷うことなく入院を勧められました。

わたしは、家から出るときの父の苦しそうな様子をみたとき、
待合室で血中酸素濃度が「84」だったのを見た時点で

「ああ入院だ」と確信していたので、
先生からその言葉が出た時にはむしろホっとしていたのですが

(この状態で家へ連れて帰るほうがずっと不安だったし)

父のほうは全く予想外だったようで

「ええ・・・?入院ですか・・・?!」と、言葉を失っていました。


今現在の酸素レベルは24時間酸素吸入が必要な状態であること、
家に酸素を持って帰るわけにはいかないこと、

入院したほうが、早く回復すること・・・など、
先生から優しく説明されて、ようやく父も観念してくれました。


先生が手際よく、かかりつけの総合病院へ入院の連絡をしてくれたので
わたしたちは紹介状を持ってクリニックからそのまま直接総合病院へ。

父にすぐに酸素吸入させないといけなかったから
実家によって荷物まとめる・・・なんて暇はありませんでした。


わたしは「入院したくない」という気持ちがまったく理解できないのだけど、
どうして父は・・・というと、
年を取ると入院を嫌がるのだろう?

体がしんどくて、自宅で治しきれない状態だから入院する、
入院すれば食事の心配もいらないし、
つらいところがあれば、その都度ナースコールで訴えることができるし

何より、24時間通じて治療してもらえるのに・・・。





(つづく)
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