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NORAKOの隠れ家

子育てが終わり、夫婦二人暮らしとなったアラフィフ・パート主婦の日常です。

 親と話すときの言葉選びの難しさ。

実家の父ですが、退院後めきめき体調がよくなるわけでもなく
かといって悪化するでもなく、ほどほどをキープしていますが

トータルの体調的には、
3月までと比べると明らかに悪化したというべきか
老化が進んだというべきか、
いろいろとしっくりきません。

今の私にとって一番頭の痛い問題は、
体の不具合そのものよりも、

それによって父がすっかり意気消沈してしまい
精神的に少しウツ状態になっていることです。


すこしでも生活を便利にするもの、
弱った体のサポート的役割になるもの
日常生活の不安を解消する助けになるものは
いろいろと考えて取り入れることができる時代です。

けれど、実際に自分がこういう状況に向き合ってみてわかったことは

親の心情というものに阻まれて先へ進めないということが
いかに多いかということ。

つまり、
今まで利用していなかったものを取り入れるということは
親にとっては、イコール 「自分はこれほど老いてしまった」
という現実を突きつけられることなのだと。


自分はもうこのまま以前のようには動けないかもしれない、
もう旅行もいけないかもしれない、などなど。

そういった不安をわたしにぶつけてくるので
それを受け止めては前向きな言葉で返す・・・という、それがエンドレス。


細かい事例が多すぎるので、詳細は省きますが

何か一つ提案するにつけても、

そこには、「悪化」「老化」「余命」という概念が入ってくるため
それを意識していないかのように
言葉を慎重に選ばないといけない状況になってきて、
会話に神経を使い、とても疲れます(汗)


そしてもうひとつ、

父がわたしや兄弟を困らせる、とんでもない提案をしてきたので
それに今頭を抱えています。


それは、父が何を思ったか
実家の外壁を塗り替えたいと言い出したこと。

その見積額がおよそ120万くらいかかるという話であること。
(※ご近所さん情報らしい)
金額が大きいので、半額を兄に負担してもらう約束まで取り付けたということ。


わたしも兄弟も、その外壁塗り替えには反対です。

「お金は出してもいいよ」と言った兄も、本音では反対していて
けれど、それを父に言えないので、ひとまずOKにしただけだそう。


理由は・・・・・・・・。


言わずもがな。わかりますよね?


たぶん、これを読まれている「娘」の立場の同世代の方なら
きっと同じことを思うはず・・・。

実家の一人暮らし・病気持ちの後期高齢者の親が
その先の将来、誰も住む予定もない実家の外壁を
今になって120万もかけて塗り替えたいと言い出したら・・・・?

賛成しますか?

反対しますか?

そして、反対する理由を何と言いますか?(汗)


ここもまた言葉選びが難しく
反対する理由の本音の部分を言ってしまうと、
その言葉が父を傷つけることになるため言いづらい。

父から

「お前の意見を聞きたくて」

と言われて、困ってしまったわたしは

「うーん、120万はちょっと高いよね~。その半分くらいとかで出来るならいいけど~」


と、まるで金額に問題があるかのように
焦点をそらして、逃げてしまいました。


けれど、普段から衝動買いの多い父なので
勝手に業者に頼んでしまわないか、内心ヒヤヒヤでたまりません。

高齢の親のやりたいようにさせてやるべきじゃないか・・・
という気持ちももちろんあるけれど
さすがに大金と伴う話となると・・・
簡単に「いいんじゃない?」とは言えないです。

父がお金持ちで、有り余る自分のお金で工事を頼むのならいいのです。
でも、兄に60万円も負担してもらってまでやること?と思ってしまうのです。

兄にお金を出してもらうというのなら、
そのお金はもっと、
この先の将来、日常生活にもっと不便を生じてきたときの
生活用品や家電に使うべきでは?って考えてしまうのです。

たとえば、ちょうどGW中にも、兄に相談して
今後、日常生活の家事がつらくなってきたときにそなえて
洗濯機を乾燥機付きの(干す作業をしなくていいように)ものに
兄がお金を出して買い替える話を進めていたところですし。

そういう「本当に必要なもの」にお金を使いたい。

これって、ケチくさい主婦感覚でしょうか?



でも、それすら言えない難しさ。

何を言っても、「老い」を突きつけることに変わりないのです。


毎日が葛藤です。




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