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NORAKOの隠れ家

子育てが終わり、夫婦二人暮らしとなったアラフィフ・パート主婦の日常です。

 男の人はわかってくれない。

今までになくどんよりした気持ちで朝を迎えました。

実は今日、父が退院するはずだったのです。


そう、”はず”でした。


わたしは時間的なタイミングもあって
主治医から直接話を聞けていないのですが

父の口ぶりでは「土曜日に退院」ということだったらしく
やっとこの生活から開放されると安堵していたのです。

ところが、昨日の夕方になって父からLINEがきて、
昨日の午前中(おそらくわたしが病院を後にしてからの)の検査の結果が良くないので
もう1週間、現状の治療を続けましょうということになったとのこと。


大げさに思われるかもしれませんが
目の前が真っ暗になって、呆然としてしまいました。

こんな精神的にしんどい生活がまだあと1週間も続くのか・・・
そして、この1週間だって、健康を100点満点としたら
どう見ても85点くらいのところまでしか回復しなかったものが
あと1週間で100点に届くとは到底思えない・・・
いったいいつまで続くんだろう?

ネットで、高齢者の肺炎は入院が長引く・・・など
書かれているものを見てさらに落ち込んだり。

わたしを落ち込ませたのは、退院延期という事実だけでなく
身近な人たちの悪意のない言葉でした。

■職場の30代営業くん

「毎日お見舞いとか偉いっすねぇ。僕の親父が入院したとき毎日とか行かなかったっすよ」


”お見舞い”っていうのは、責任を持たなくていい立場の人たちのこと。
わたしは”お見舞い”じゃなくて、”お世話”に行ってるの。
お父さんのお世話はお母さんがしてたんでしょ?
あなたは奥さんが入院して、ほかに誰も世話を頼める家族がいなかったら
それでも毎日行かないの?
・・・と言ったら、「あっ」と気づいたようでした。

■わたしの弟

当初、兄弟は父の入院を知りませんでしたが
その後父が自分で連絡をしたようなので、
だったら今後はわたしが経過報告したほうがいいのかな?と思い、
3日に1度くらい、連絡を入れていたのですが
わたしが昨日、こうこうこうで、退院が1週間延びた・・・と
現在の父の様子をLINEで知らせたところ

「うーん、なんてコメントしてよいやら
なんかこのままだと寝たきりまっしぐらになりそうだね(苦笑)」

という返事が。
そんなこと言われても困るって意味でしょうか?途中経過報告は要らないと?
寝たきりまっしぐら、って何それ?他人事みたいに・・・。
寝たきりになってもお姉ちゃんがいるから大丈夫・・・とでも?

ある意味、一番気楽な末っ子らしい無責任な言葉に
「わたしはその、”なんとコメントしてよいやら”という状況に毎日向き合ってるんです」
と(相手は弟なので)皮肉めいた返事を送ったら
すぐに「ごめんなさい」ときたけれど・・・。

言葉は取り消せないもの。それが彼の本音なのでしょう。


■わたしの夫

夫には日々のわたしの病院通いのことは伝えていませんでした。
(初日に「入院した」ということは言ってある)
さすがに夕べは落ち込んでいたので
「退院が1週間延びたって。わたしもう精神的に限界かも・・・」
と夫に愚痴ったら

「しゃーないじゃん」

と一言言われて終わりました・・・・。
そうだよね、”しゃーない”んだよね。わたしの親だもんね。
毎日病院と仕事と家事の掛け持ちくらい
”しゃーない”んだから愚痴ったらダメなんだよね。
・・・と、もうそれ以上、何も言えなくなりました。


結局、男の人にはわからないのだとハッキリ悟りました。
誰かに労をねぎらってもらいたい、
大変さを理解してもらいたいというのは不可能だと。

今後はもう兄弟や夫に精神的な支えを期待するのはやめよう。
こうしてブログに自分の思いを綴る以外に
気持ちを逃がす方法はどうやらなさそうです。


男性の立場からすると・・・親が病気になったところで、
動くのは娘か奥さんになるわけで、
自分は「通常通り仕事を続ければいい立場」・「続けられる立場」であることに
変化が訪れることがないから、想像力が働かないのかもしれません。

また、手術して抜糸したらハイ退院・・・という
ハッキリとした見通しのある入院と
長引くほど体力と寿命を奪う、先の見えない高齢者の入院は性質が違う
ということもわからないのかもしれませんね。

仕事にも行って、家事もやること、
ひとりになった高齢の親から、娘が来ることだけを楽しみされて
全面的に頼られるプレッシャー

その期待に応えなければ、と頑張らざるを得ないこと。


全部。




でもね、


実はただ一人、意外なところに理解者がいました。

それは職場の社長。

社長が今のわたしの大変さを一番理解してくれている気がします。

社長は男性でありながら
認知症になった実母の介護もされています。
実父についても

「ワシは長男ではないけれど、こういう仕事をしていて
兄弟の中で唯一、時間に融通が利く仕事だから
毎日病院に通ったし、親父の世話はずいぶんさせてもらったよ。
家内は長いことC型肝炎患っていたから、
病人に病人の世話させるわけにいかなかったからね。
親父の面倒は全部ワシがやっていた。
親父とは、若いころは衝突ばかりして嫌いだったけれども
年をとると、それでもやっぱり世話をせずにいられない。
親子なんだろうなあ。」


とわたしにご自身のことを語ってくれて

「(わたしの)お父さんにはNORAKOさんがいてくれてよかったなあ。
口では言わないかもしれないが、きっとそう思ってくれてるよ」



と、兄弟や夫が気づかないわたしの負担を、ご自身の経験から察してくれて
本当の意味で大変さを理解し、
わたしの労をただ一人ねぎらってくれました。

社長から昨日言われたこの言葉に、どれほど救われたか。
(※ただし、この時点では今日退院すると思ってたけど^^;)


毎日仕事に遅刻してくることも、こちらは申し訳ないと思っているのに
「無理しないように」とたびたび言ってくれるし、

仕事の面ではいろいろ社長に不満も持ってしまっているわたしですが(汗)

今回のことでは、
兄弟や夫とは対照的に、
わたしのことを誰よりも理解してくれる人でいてくださり
本当に感謝しかありません。


こういう男性はきっとなかなかいないかもしれませんね。



ブログに書いたら少しスッキリしました。
自宅で介護しているわけじゃない、病院通いしているだけ。
介護をされている主婦の方からしたら
わたしなんて、まだまだラクな立場なので
「そのくらいのことで!」と怒られてしまいそうですね。

現実受け入れて、あともうひと頑張りしようと思います。


今日は土曜日なので、病院帰りにスタバでも寄って、
気分転換してきます!



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