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NORAKOの隠れ家

子育てが終わり、夫婦二人暮らしとなったアラフィフ・パート主婦の日常です。

 健康寿命というより旅行寿命か。

予定通り、父のところへ行ってきました。

特に変わりなくいつもどおりでしたが
兄と一緒の旅行先で

相当体力を消耗したらしく

「あんなに疲労するとは。老いを思い知らされた」

と、少し淋しそうに何度も言っておりました。

1日で12,000歩も歩いたというのですから
そりゃ、若い人でも疲れるわい、と思うわたし(笑)

でも、父は自分の体力に自信を持ちすぎているせいで

「自分にとっての合格点」が少々高すぎるのです。


それに、傲慢なわりに気の小さい父が気にするといけないので
本人の前ではあえて口にはしませんが
肺気腫の持病があるので、
心肺機能だって、人より落ちます。


わたしにしてみたら、足腰の問題というより

過去の心筋梗塞や、肺気腫など・・・・
心肺機能の衰えのほうが
体力を奪っているような気がしています。




「健康寿命」という言葉がありますが・・・


父の場合は、健康寿命よりももっとレベルの高い
「旅行寿命」というラインがあるのでしょう。


日常生活に不自由なく、
一人暮らしができることが「健康寿命」だとすれば

「旅行寿命」は、さらに旅行を楽しめるだけの体力もあること・・・かな。

今の父にとっては、行きたいところへ出かけていく旅行が
人生の最大の楽しみであり、

また、その旅行を楽しめることが幸福度を表すQOLであり、
さらに言えば
この「旅行」は海外旅行でなくてはならないのでしょう。


そろそろまた海外旅行へ行きたくなってきた父は

前々から行きたかった「イラン旅行」のツアーを見つけて
申し込もうかどうか、ずいぶん悩んでいました。

悩んでいた理由は、旅行が催行されるかどうか?不安な点と
(テロやら戦争のイメージのせいか、
中近東のツアーって、あまり人が集まらないみたいです)


もう長時間のフライトが相当しんどくなってきたようなので
行くならビジネスクラスがいいけれど、
(以前、南アフリカへビジネスクラスで行ったのが本当に快適だったそうです)

当然旅行代金も倍額以上になるわけで・・・
「贅沢すぎるだろうか」という葛藤のようです。


肺気腫を心配する話と同様に


父にハッキリ言えないけれど


以前よりも旅行時の「疲労感」を訴えることが増えた父が
好きな海外へいける「旅行寿命」は
(近場はいいと思うけれど1週間以上の日程は・・・)
正直あと2~3回がいいところじゃないのかな?と思うわたし。

そして、父もまた
自分できっとそう思っているだろうけれど
口にすることが「老い」を突きつけられると思うのか
そこには触れずに話していました。

分不相応だとか、贅沢だとか気にしないで
(父のお金は父が生きているうちに使い切ればいいと思っている)


行ってきたらいい・・・・と、日ごろから思っており、
そう言って背中を押します。


わたしが何よりも恐れていることは


「もう旅行へ行く体力がなくなった。何も楽しみがなくなった。」


と、いつか父が言い出すであろう将来のこと。


自信をなくした父が、わたしに寄りかかってくること。

それを支えなくてはいけない自分のこと。


父のことを思って・・・・ではなくて、
結局自分のことばかりなわたしで

なんて娘なんだろう・・・と、自己嫌悪に陥ったり
誰でもきっとそうなんだと開き直ったり・・・


なんだかいつもそんなふうに、
いろんな感情が入り乱れえているわたしの頭の中です^^;


父にとって、ビジネスクラスでの旅行が贅沢だとしたら、


わたしにとって、一番の贅沢は


今と変わらない穏やかな生活が
ずーーーっと続くことなのだろうなあと

ひとり思うのでした。




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