Welcome to my blog

NORAKOの隠れ家

子育てが終わり、夫婦二人暮らしとなったアラフィフ・パート主婦の日常です。

 「いつかは」と思っていたことが「いつか」ではなくなるとき。

これは、書くのはとりあえずやめておこうかなと思っていたのですが

長く続けてきたこのブログ。
そのときどきで、自分自身や自分の周りで起こってきたことを
綴ってきた「歴史」でもあるので、

これもまた、その一部として、書いておこうかなと思いました。



あ!いや、決してそんな改まった話ではないのですけどね(笑)




昨日、週末に実家の父を訪ねた話を書きましたが
その3週間ほど前に、あることで父を訪ねていました。

詳細は省きますが
父にあることを教えるためです。

・・・といっても、76歳の父。

口頭で不慣れなことを教えるのは大変です。

なので、職場の昼休みを利用して、
ワードを使って、丁寧なマニュアルを作りました。

フォントの大きな字で、わかりやすく噛み砕いた説明を・・・と
わたしなりに工夫して。

枚数にして、だいたい5~6枚だったかな。
(まあ、フォントが大きいので1枚に少しの情報しか載せられず)



で、父を訪ねたときに
自分で作ってきたマニュアルを見せながら、
ああして、こうして、こうすればいいんだよ、と
やり方を教えてあげました。

父もとても喜んで、
わたしの指示通りに自分でやってみたり、
マニュアルだけを見ながら、ひとりでやってみたり・・・・

何度も練習していました。
時間にして、約1時間半くらいかな。

手取り足取り、途中イライラしながらも(笑)


それでね、何度も言いますが、このやりとりが3週間前のことだったんです。

それから日が経って・・・・
先週土曜日に久しぶりに父を訪ねたとき。(昨日の記事)

父がね、


「○○のやり方を教えてくれないか」



と、言ってきたわけですよ、ハイ。



え?


です。

おそらく、話の流れ的に想像がついていると思いますが

○○というのは、3週間前にわたしがマニュアル添えて教えてあげたことです。

もちろん、わたしはすぐに言いました。

「だからさ、この間教えてあげたじゃん?マニュアル渡したでしょ?
あれどこやったの?」


って。

すると、父。




「マニュアル?
そんなものもらってないし、
やり方なんて、教えてもらってない。」



と、わずかにj表情を曇らせながら言ったのです。


これって・・・・

これってもしかして、

「さっきご飯食べたでしょ?」「いや、ワシはまだ食べとらんっ」

とかいう、ヤバイやつでしょうか???


最初、うっかり忘れているのだと思いました。
なので、つい何度も何度も

「え?あげたよね?」「この間来たときに教えてあげたじゃない」と

確認をしてしまうわたし。

話しているうちに、「ああそういえば、教えてもらったような・・・」なんて

思い出すと思ったからです。

でも、父は頑として認めませんでした。

教えてもらってないし、そんな説明書きとかもらってない、って。


打ち消そうと思っても、

繰り返し頭をよぎる、「認知症」というキーワード。

もちろん、最近物忘れがひどくなってきたと、
父は自分でも自虐的に言っています。

けれどそれらは鍵や財布をどこへ置いたかわからなくなる・・・
などという、笑い話にするような軽微なものなので特に気にも留めていませんでした。

しかしこれは・・・・・

お手製マニュアルを「もらった」「もらってない」だけの話ではなく、
わたしが1時間以上かけて、教えてあげたやりとり自体が
まるごと記憶から抜け落ちている、むしろそちらがショックでした。


これは・・・・

これは・・・・?



瞬間、自分の心臓が波打って、全身にぞわっと寒気が走るのを感じました。
もしかして、これって認知症の始まりじゃないのか?って。

急にいろんなことが怖くなりました。
そして、「もらった覚えはない」と言い張る父もまた不可解で。

それは、わたしが

「あのファイルの中に入れてあったりするんじゃない?こっちの引き出しとか・・・」

と、父が書類をしまっておくであろう場所を指差して
探してみるようにうながすのに、

「いや、入れてない」

と険しい顔で言うだけで、探そうともしないのです。

それはなぜ? 絶対にもらってないと思うから?
それとも、本当は「自分が忘れている」ということを指摘されたことに対して
誰より自分自身が「認知症」の不安を感じたから、
”もらった証拠”なんて、出てきたら困ると思って避けてる?


その後は、父と話しながらも部屋に置いてある石油ストーブを見て

「ファンヒーターに変えたほうがいいのではないだろうか?」

と急に怖くなって来たり

台所のガスコンロを見て、

「あのガスコンロ、そういえば何年か前に新しいものに買えたと言ってた気がするけれど
つけっぱなし防止の安全装置みたいなものってついてるんだっけ?」

と、確かめに行きたくなったり・・・。
(父が不自然に思うといけないのでできなかった)


もしかしたら、

「いつか」と思っていたはずの親の認知症は、
じわりじわりと、すぐそこまで近づいていたのでしょうか?



父親に対して、「教えてあげたじゃない」という事実は言うことができても、

「忘れちゃったの?」「え?覚えてないの?」

いうキーワードは、なぜだかこの場合シャレにならない気がして

自然に避けてしまっていた自分。


現実的には・・・・・

まだ、その1回きりの「大きな物忘れ」を
大袈裟に取り立ててもいけないような・・・・・
というより、いやいやまだそこまで心配しなくても、と思おうとしている自分がいるので

今回は騒がず、「じゃあ、そのうち出てくるかもしれないね」と
軽くスルーしましたが・・・・。


笑い話ではなくて、さりげなく、でも注意深く
父の記憶力について、気にかけてみないとダメだな、と思いました。


しかし、だからといって・・・・・
いったい、どのタイミングで病院へ行くことを考えるべきなのでしょうか。

そしてまた、頑固でプライドの高い父親を
どう説得して「認知症かどうかの検査」だなんてところへ

連れていけばいいのでしょうね・・・。


この「グレーな出来事」を、ブログに書こうと思ったのは

アラフィフカテゴリのブログでは
こういったテーマの記事がよく取り上げられていて

”ああ他人事じゃないな”ということを、日ごろからヒシヒシ感じていたからです。

もしかしたら、取り越し苦労に過ぎないかもしれないけれど
もしかしたら、これが「プロローグ」になるかもしれない、と。

なので、わたしも父のことは書ける範囲で書いていきたいと思っています。

このブログは、わたしの本音を綴りたい場所でもあるので
いい話ばっかり書いていくのは、
自分を偽ってカッコつけてるみたいになってしまいますしね。


時に、愚痴だったり、暗い話になってしまうかも?ですが
そこはどうか大目にみていただければ・・・・・^^;


★ランキングに参加中です♪