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NORAKOの隠れ家

子育てが終わり、夫婦二人暮らしとなったアラフィフ・パート主婦の日常です。

 父親との関係から学ぶ自分の老後。

昨日は実家の父を訪ねてきました。

春から夏にかけては、
「初めてビジネスクラスでアフリカに行く!」ということで
気持ちも高揚して、いつ行ってもウキウキとしていた父。

前回行ったときには
そのアフリカ旅行のお土産話をわたしに聞かせたくて
楽しそうに幸せそうにしていた父。

ほぼ際限なく、
ひとりであんなことこんなこと話し、
それが飛び火して

「お前に○○に行ったときのアノ話はしたっけ?」

と過去の旅行のエピソードにまでさかのぼったり。

とにかく、旅行の話をさせていれば
父との話題にはさほど困ることがありません。

でも、昨日の父の気分は今ひとつといった感じに。


別に体の調子が悪いわけではないけれど
以前より疲れやすくなった、歩けなくなった、と訴えます。

え?と気になって聞いてみると


「1時間歩くと疲れてしんどくなる」


・・・って、その程度の話。
いやいや、若くても1時間歩くのは結構キツいよ・・・。
どうも、目の前の楽しみがなくなると、
自分の体の不調をわざわざ探し始めるようです。


そして、

もともと友人の少ない父であったけれど
最近はその少ない友達とのゴルフもできなくなってしまったそう。

理由は、友人自身が体調が悪くなったり、
その方の奥様が入院してゴルフどころではなくなったり・・・と
父ではなく、周囲の事情のせいらしいのだけど

そういう話にも「老い」というものを感じるようで

気持ちが滅入るといいます。

そして、「自分もいつそうなるかわからない(不安)」とこぼします。

けれど、”気持ちが滅入る”という話を
一人暮らしの親から聞かされるわたしは、もっと重いです。


こうなると、
わたしはもう話題を変えたくなるのだけど
何も浮かんでこなくて、内心ものすごく焦ります。

二人の間の空気がシーンとしてしまわないように
適当な言葉でつなぎながら、
話題を探すのだけど、

せいぜい

「近々、国内なんかでどこか行く予定あるの?」

と、結局は旅行の話でしか繋げないんですよね、情けないことに。


「息子にときどき食料の仕送りするんだけどね、
アノ子ったら、”届いた”なんて言ってくるんだよ?
”届いた”じゃなくて、”ありがとう”でしょ!って、文句言いたくなるよ。
男の子ってダメだよねー。」

「うちの職場の社長さ、着信拒否の設定までわたしにイチイチ頼むんだよー。
それがね、着信拒否の相手が全部飲み屋のママなの(笑)
着信拒否するくらいなら、番号教えなきゃいいと思わない?」



なーんて・・・。 相手が母親だったら、
たわいもない話、聞いてよ~という話はいくらでも浮かんでくるのに


それが父親だと、無意識に心にロックがかかってしまい
自分から何か話をしたい、聞いて欲しいという気持ちが
全く起こりません。

”こんなこと、父親に話したってしょうがない”とか、
”ヘタに話して的外れなアドバイスもらってもめんどくさいし”、とか
そんなふうに思ってしまうんですよね。


とにかく
2~3週間に一度は訪ねて、
健康状態に問題がないことをさりげなく確かめて
話し相手になってあげること、

それが自分が娘としてするべきこと・・・・
そんなふうに義務化している気がします。

そして、そんな義務感を漂わせないように、悟られないように
楽しそうに、笑顔で父の話を聞いてあげることが大事。


わたしと同じように、「一人暮らしの父」を持っていらっしゃる方は
いったいどんな会話をしてるのかなぁ・・・・?


とりあえず、次の「海外旅行」という大きな楽しみが目下ない状態の父は
運悪く、数少ない友人やその家族の体調不要によって
遊ぶ相手もなくなり

”淋しい”とか”退屈”とか、
わたしが一番日ごろ一番恐れている訴えをする
ローテンションモードになっていました。


父の気持ちを手っ取り早く高揚させてあげるためには
父の希望に合った、海外旅行のツアーでも
探してあげることが一番。


・・・というわけで、昨日から3カ国ほど、
父の行きたがっている国についてリサーチ中です。


本当は、国内旅行くらいであれば
「一緒に行こうか?」とわたしが言えば、
父は大喜びするとわかっているけれど
どうしても、その一言だけは言えない冷たい娘です。

昔、息子と父と3人で2泊3日で行った国内旅行が
もう怒りとイライラを必死に我慢するほど、疲労するものだったので
(あまりに父が自己中であることが)

二度と父と旅行には行くまい、と固く心に誓ったこともあり(笑)

「一緒に」ということだけは安易に言えません。
ただただ、父の一人旅が楽しいものになるように手伝う役目だけに徹します。



今はまだ、これでなんとか間が持つからいい。

旅行へ出かける体力がなくなる時はいつかやってくる。
そうなったとき、
わたしは父の沈むメンタルを支えきれるかなぁ?

ちょっと自信がないです。


そして、そんなふうに父との関係に
一人もがいている自分を見つめながら

「わたしは、こんなふうに
息子に気を使わせる老親になってはならない!」

と、心のそこから思うのです。




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