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NORAKOの隠れ家

子育てが終わり、夫婦二人暮らしとなったアラフィフ・パート主婦の日常です。

 そこに甘えは本当にないのかな。

日曜日にNHKで放送された「老人漂流社会」。

一定の年齢以上にはとても感心の高いテーマなので
きっと見ていた人も多いんだろうなぁ。

それにしても、NHKがこの手のテーマの番組につけるタイトルは
本当にすごい。

老後破産に老後漂流って・・・・・・・・( ̄∀ ̄*)


ここまでくると、意図的に不安感を煽っているかのようにすら
感じてしまったのはわたしだけではないはず・・・。

そしてなんだか鬱々とした気分のまま、終わるパターンも
定番になってきたような・・・・


それでも見てしまうんだな。


ただ、今回の「老後シリーズ」は、
ちょっとわたしが今まで想定したことのないパターンで
少し驚きました。

だって、


わたしが目指している自分の老後といえば

「いかに息子に負担をかけないで
自分たち夫婦の老後をお金の心配なしに暮らせるように準備するか?」

という、そんな意識だったから。


まさか、「老後も子供を養う」なんてパターンは
正直、これっぽっちも考えたことはありませんでした。


たぶんそれって、


子供は当たり前に成長し、
当たり前に就職し、
当たり前に家から独立して自分で生きていく・・・・と
そういう想定しかしていなかったからですね。


番組に出てきた、年金をもらいながら子供を養っている・・・という
親御さんたちも、
みなさん同じように、イメージしていたはず。


それにしても・・・・・わたしが番組をみていて感じたのは

非正規だから収入が安定しないことが問題、
さらに突き詰めれば、
今はこういう非正規雇用が多い社会だから仕方がないのだ・・・
といわんばかりの流れ。

番組に映るのはほんの一面だけなので
それで決め付けてはいけないと思うけれど
社会に出たであろう20歳前後から
本当に正規雇用に就くチャンスはなかったのだろうか・・・?

そして、非正規を「自立できない」言い訳にしていないだろうか?


自分のことじゃないのに、偉そうに言うのは
ちょっと違うかもしれないけれど、

わたしの弟の生き方は結構波乱万丈だったので
どうしてもそれと比べてしまいます。


その弟も、社会に出た初めの一歩は、
高校卒業と同時に、正社員としての工場勤務だったのですが

弟は単調な仕事の繰り返しに嫌気がさして
親が反対するのも聞かず、
たった2年で、せっかくの正社員の職を捨ててしまったんです。


それからさきは・・・・・

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高卒・正社員

車の転売?セールス(←先輩から儲かるという話で誘われて始めた)

よかったのは最初だけで、2~3年で稼げなくなり辞める。

パチンコにハマりだす。

独自の必勝法を編み出したらしく、パチンコでの月収が30~50万となり
パチプロ生活に突入。実家から出て一人暮らしを始める。

20代の大半を定職に就かず、約7年くらいをパチプロで過ごす。
それでも生活は質素で、”勝てなくなった”ときに備えて貯金もする。


30代に突入。パチンコ機の進化?によって、ついにパチプロで生計が立たなくなる。

貯金も使い果たして、完全な無収入に。食べていけないので働く決意。

工場勤務A(派遣)慣れない深夜勤務の繰り返しで体調崩す

工場勤務B(派遣)工場閉鎖となり、職を失う

路線バスの運転手になるため、第二種免許取得

路線バス運転手(派遣)

仕事は楽しかったが、派遣と正社員の収入格差に耐えきれず1年で辞める。(※手取り10万円)

家電量販店での店内スタッフ(派遣)

これが転機となる(※自分は接客が好きだ、サービス業が天職だと気づいた、と言っていた)

店内スタッフと家電設置サービスの両方の仕事をするように(派遣)
(思いがけず工業高校電気科卒の知識や資格が生きることに)

家電設置&修理・PC保守の仕事で個人事業主として独立。
毎日、依頼を受けてあちこちのお客さんのところへ出向く日々←今ココ



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独立してからは、かれこれ5年以上になります。


決して、生活に余裕があるとは言えないでしょうが

お客さんと世間話をしながら作業をするのが
とても楽しく、毎日忙しく、充実しているそうです。

もちろん、年金が少ないであろうこととか
将来のことを考えれば不安はキリがないでしょうが

これだけ非正規続きの人生でも、
「すべては自己責任」と受け入れて
実家には戻らず、ずっと一人暮らしを続けてきた根性だけは
立派だったんじゃないかな、と思います。

もしも、無職になったときに実家に戻っていたら

”働かなくてもとりあえず衣食住だけはある”という状況に甘えてしまい
生きるために努力するという意欲は
そぎ落とされていたでしょう。

だから

日曜日の「老後漂流」に出てきた
”非正規だから収入が少ない。非正規だから実家から出て行くこともできない”
という子供の事情というのは・・・・

本当にそこには甘えの気持ちは少しもないといえるのか?
と、思わずにいられませんでした。
(もちろん、親や本人が病気や要介護状態のために、
本当に働きたくても働けないというケースもありますが)



実家にいたらずっと安泰というわけではないですよね。
守ってくれている親は、いずれはいなくなってしまうわけで



その先はどうなるの?


・・・・となるわけで。


もちろん、わたしにとっても人事じゃありません。
息子が必ずしも順調に社会に溶け込んでいくとは言い切れないし。

もしかしたら数十年後、「こんなはずじゃなかった」
ということになってるかも?


今のわたしにできることといえば


「大学を出て、社会人になったら、
もうそこから先はすべて自己責任。実家は頼れないと思え」


という意識を持たせておくことくらいかなぁ・・・・。



親は、子供が窮地に陥ったとき、
果たしてどこまで厳しく突き放すことができるだろうか・・・・?




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